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w-inds. Live Tour 2010 “Another World” 武道館

2年ぶりの武道館です。

ホントにホントに、いいライブの いいオーラスでした。

ファンがぎっしりでした。

今ツアー、あまりみなかったダフ屋さんがいっぱいいて、
「余ってるチケット、ない?」
て聞かれるのが、なんだか嬉しくなったりもするのでした。




 
 
先に、突っ込みどころをきちんと書いておこう。

アリーナの中央には、太短い花道があります。
ステージ左右にも、1階の手すりまで伸びた花道と、お立ち台があります。

・・・うーむ。武道館です。

そして、「ユナイテッド」の映像が、さっきから ちろちろと流れているのは、
両サイドに設置された テレビモニター。

・・・どうみても40インチ未満にしか見えないショボい画面なんすけど。
ていうか、これ、サイドスクリーンの代わり???

まっさかねー!

て、そのとーりだったよ。。
東西サイドの端っこ5列くらいの方専用モニター画面なんすか???

ま、そんな瑣末なことはおいといて。

中央席御用達のワタクシ、武道館といえばもちろん南スタンドです。
w-に行こうが、他ア-に行こうが、決まって南スタンドです。

しかし本日は1階席なので、関係者席ともほど近く、
慶太兄さま、山崎ゆうたくん(字わからん)、そして
中尾明慶クンほか多数の芸能人ぽい方々が 前方を陣取っておられます。

それらの方々の名前は、すべて隣席のPちゃんから教えてもらいました。
Pちゃんはスルドイです。ポニキャの田所さんも速攻見つけてくれ、
ウトイ私に教えてくれました。

ま、そんなサブ情報も置いといて。

とはいえ、余談ですが、関係者の出入りも多い場所なのでちょっと落ち着かず、
しかも真後ろにいる男女スタッフが、ライブが始まってから
歌に負けじと 大声でしゃべりあってんですの!

おんどりゃー、何ほざいてケツかんねん!

くるりと振り向いて、‘目’で語ったワタクシの視線にハッとした彼らは
話すのを止めました。あたりまえじゃ。

ま、それも瑣末です、はい。

・・・・・・・・・・・・・・・・

客電が落ちるなり、客席は青いライトの海となり、
それは上下の視野の狭い1階席でも、見事な眺めなのでした。

武道館だよ~!!!

おお、この盛り上がりが違う。
武道館ならではのコーフンが、ずんずんと体の奥から盛り上がってきます。

2.New World
♪どんなに長い道のりでも~
おお、花道の突端まで全力疾走するのかと思いきや、
いつもの定位置でSTOPしてしまいましたわ。走ってこいよ~。

しかし、円陣組んで腕立て伏せぐるぐる、の見せ場は花道で
やってくださって、

武道館だのう~盛り上がるのう~♪

以下、りびじょん、れいん、はいぶり、とガンガンノリノリです。
プレイヤーは、2Rチームが左右のお立ち台に分かれて
「ギリギリセーフ」を交互にやるちゅうスケールのでかさで
見づらいけど、見ごたえがありました。なんやそれ。

MC

本人たちも、2年ぶりの武道館で、キンチョーしているとのこと。
固定カメラが1階に2台。クレーンカメラがステージ前のレールを走る。
うむ。やはり武道館だなう ←しつこい。

ここはアッサリと次のコーナーに展開し、ソツなくソロに映り、
相変わらず 映像だけじゃなくて本人見せろー、の龍ちゃんも、
今日で笑い納めの見納めの 慶太ピアノダンスもとくと見させていただきました。

あ、そーいや、1階席は天井が低くて音がこもりやすいトコなんで、
反響してるのか何なのか、低音の遅れがかぶって、ちょくちょく音が乱れるので
龍ちゃんの演奏も、ベストな状態で聴けなかったのが、残念といえば残念です。

そして慶太は今日も声の調子がいまひとつで、
まあ彼のことを思えば 20公演でよかったのかもしれないけれども、

そんなものもカンケイない、と思わせるのが武道館で、
えぶりでぃも、一瞬音をはずしかけましたが立ち直り、

歌い終えて、ステージを後にするときの 極上の笑顔は、
ずきゅーん。
POLで、ソロダンスを終えたときの必殺の笑みに匹敵するものでした。

それなのに、2度めのメインのMCが、緊張のせいなのか
平常心を取り戻したせいなのか、いつにもまして

つまらんかった。

どうせカットされるとはいえ、グダグタが渦を巻いて
下方向にスパイラルしていく感じ、といえば伝わるでしょうか。

まあそれも、瑣末といえばむりやり瑣末にしてしまえるコトですから。

そして順調にステージは進み、いよいよenco.へ。

すでにWアンコでFM出し、という情報は得ていたのですけれども、
正直、ワタクシ、毎度のFMに やや飽きてるところもありまして、
できれば違うものを・・・と思ってましたが、やっぱりFMでしたね。

で、イントロが始まったんですけど、

???

ボーカルが、なんだかタオルで目をぐわしっ!と押さえたきり、
声が出ないんですよ?

よくよくジト見してみましたら、えっ?

w-inds. Live Tour 2010 “Another World” 武道館_a0091895_1454414.jpg


慶太が
泣いてる?!






泣くキャラ?

いやいや、英語でいえば、彼は‘the last man’でしょ~。

R平視線に徹するPちゃんも、この異変に気づき、
揃って呆然とするワタクシたち。

その後も歌っては タオルでぐわし!を繰り返し、
歌が終わるなり、
「すんません、こんなことで」と 
丁稚のように深々と頭を下げた けたくん。

最後の挨拶では、
「10年目を迎えるんですけど、こうやってたくさんの方が来てくださって、
そういうことへの 感謝の気持ちが 前よりもずっとすごく強くなってきて・・・」

と、またしても声にならず、タオルをぐわしっ!

不本意だけど どうにもナミダが抑えられないという感じ。

ふがいない年下。

泣くな! がんばれ!

とと叱咤しつつも、あらあら、気づけば、オバの両の頬にも何やら
アセともアブラとも違う、熱いものが すすーっと降りてきまして。

なんだか、そのナミダの意味と思いが、言葉はなくても
ものすごく伝わってきてしまってね。

努力しつづけて10年経って、成果は上がったし、大人になって
見えなかったものも見えてきて、それが人気とは必ずしも比例しなくて、
公演が減ってるのに、空席の多い会場も見て、その一方で
食いついてくる(としか言いようがない)、熱いファンに支えられて、

ドラマもやりつつ、久々のシングル、アルバム、をリリースして
再び迎えた武道館の意味は、すごく大きかったんだろうと。

りょーへークンが、その昔、初の名古屋アリーナで見せた涙とも違う、
慶太が2ndの後で、ステージ裏でギターの木島さんと抱き合って泣いたのとも違う、

今年はどこでも「お客さんに感謝」みたいなことで締めくくってたけど、
あれは彼らの純粋な思いとして、口にしてたんだなあと。

お嬢さん方は「ちょーびっくり」とか言ってましたけど、

もうオバは、Allもらい号泣ですね。涙腺ユルいしね。

Pちゃんと、頬をぬぐいつつ、しみじみ語りました。

「ホントにいい子だねえ」

一人が泣いてるときは、他の2人はしっかりと語り、
やっぱりこの3人は 3人なんだよね。

こんなイイコたちのライブは、また観にいかなくちゃね。

できれば婿にもらいたいもんだわね・・・・・自分の。 ヲイ。

・・・・

あ、そーそー。おまけ。

アンコは慶太もりょーへーさんもキャップ被ってましたが、

この3人は、誰もホントにキャップが似合わないわ~と
涙をにじませながら ワタクシはため息をついていたことでした。

・・・・・

いつにもまして短かったライブ、短かった夏は終わってしまったけど、
いい終わり方で ホントによかった。

仕上げは 総勢12名。居酒屋で祝杯を上げつつ、
充実したひとときをすごしました。

ご一緒できた皆さま、ありがとうございました!

次回もよろしく~。
by mamari19 | 2010-08-24 02:10 | w-inds.
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